今回の百名山は八ヶ岳である。いつもの仲間の都合により今回は一人で3000m近くの山に登り、山小屋に泊まることになった。単独行の緊張からか日頃のトレーニング不足か分からないが、途中で足がつって「遭難」という言葉が浮かんできて青くなった。
美濃戸口をスタートして南沢から地蔵尾根を登り、 文三郎道を下る周遊コース。
沿面距離 q、歩行時間 時間の上級コース。
麓から撮った八ヶ岳。左側の一番高いピークが赤岳。
美濃戸口の美濃戸山荘、昨晩12時頃着いてここのベッドで仮眠。
登山口まで徒歩で目指す。車でも無理すれば通れそうだが...
1時間ほど歩いて登山口へ到着。車が何台も留まっている。
ここにもある美濃戸山荘で一休み。
いよいよ八ヶ岳の山域へ入り込む。頑張っていこう!
ここから登山道の南沢コースを行く。
一面緑の苔に覆われて神秘の世界のようである。
南沢コースを2時間ほど歩いてようやく行者小屋に近づいてきた。
行者小屋へ到着。これからの急登に備えて一休み。上はガスに覆われて見えず。
行者小屋前から地蔵尾根を登り赤岳を目指す。
地蔵尾根の取っ掛かりはちょっと急であるが針葉樹林のよくある山道。
いよいよ現れた鉄の階段。これからしばらくはこういうのが続きそう。
まだまだ続く鉄の階段。
ますます急になっていく階段。足がヨレヨレになっていく。
ガスが全然晴れずむしろガスの中へ突っ込んでいくよう。
もうすぐ尾根にたどり着くのか地蔵様が現れた。
ようやく尾根に辿り着いた。足が疲れでピクピクしている。
地蔵の頭の近くの赤岳展望山荘で足がつってダウン。無事下山出来るか不安になってきた。
1時間ほど休憩したら何とか歩けるようになった。下に先ほどの行者小屋が見える。
ガスの中に頂上の山小屋が見える。もう少し、頑張ろう!
鎖場だ!足が持つかな?ゆっくり、慎重にいこう。
何とか登り切ったぞ!下を見るとまだ多くの人が頑張っている。
ようやく辿り着いた山頂付近の赤岳頂上山荘。何とか無事着くことが出来た。
山荘のすぐ近くの山頂。ザックを降ろしていざ頂上へ!
何とか登り切った、八ヶ岳・赤岳の山頂。今回は凄く苦しかった。
翌朝のご来光。残念ながら太陽は見えなかったがガスは晴れていた。
昨日登ってきた尾根道。足がつって休憩していた小屋が見える。
そろそろ下山に取り掛かる。下りは文三郎道から降りる。
こちらのルートも結構きつそうである。
下りは足を滑らしたら終わりなので慎重にいこう。
このコースを登って来てこれを見たらホッとするかな。
下に見えるのは行者小屋。もう少しかな。
ここで亡くなったひとらしい。気を付けよう。
行者小屋へ到着。ここまで来たら少しは安心。
昨日はガスの中で見えなかった赤岳頂上が見える。
ここからは北沢コースを通って帰る。
途中にある赤岳鉱泉という山小屋に到着。
冬はこの足場が10mほどの人工の氷壁になるとのこと。
付近を流れる渓流。この色から赤岳となった?
登山口の美濃戸へ無事戻ってこれた。
車を置いてある美濃戸口へ到着。安全運転で帰ろう。